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秋の夕べに

京都幻の都長岡京生まれの庭師
梅鉢園(うめばちえん)の梅野です。

暑さ寒さも彼岸までと言いますが、温暖化等で気候変動があっても、
すっかり肌寒くなって、昔の人は自然の中で営みを得ていたんだなと感じます。
秋と言えば、食欲、読書などとよくいわれますが、庭師としては気になるのは
秋の七草です。
そのうちの一つ「萩」がきれいにさいていました。

そのほかはススキ、桔梗、クズ、オミナエシ、なでしこなどありますが
日本女性を例えた「大和なでしこ」は絶滅危惧種に指定されています。
こちらは環境の変動の影響を受けているのかもしれません。
フジバカマも原種は絶滅危惧種に指定されています。

洛西にある三鈷寺さんでフジバカマに関するイベントが10月3日に
限定18名でおこなわれます。
現代人が自然にふれる良い機会かもしれません。

庭師の教える庭木の手入れ 松剪定編

京都 幻の都長岡京生まれの庭師
梅鉢園(うめばちえん)の梅野です。

今日は趣向を変え、庭師としての専門性をご紹介したいと思います。
松は常緑で永遠の命を表し、おめでたい木でもあります。
松には黒松と赤松がありますが黒松は雄松、赤松は雌松とも分類させます。
こちらの地域では海沿いには黒松が多く、山沿いには赤松が多い植生でした。

松の手入れで難しいのは緑以外の部分で一度切るとほとんど切った場所から芽が吹きださないので、失敗が効かないということで、熟練の技が必要になります。
また高い木や腰綱一本で体を支え体制を確保しないといけません。

同じプロでもスキルの差が歴然と出る樹木でもあります。

そのため時間と費用がかかりますので、敬遠されがちですが、これほど存在感を示せる樹木も少ないというのも事実です。

仕上がりの美しさも魅力です。

ウニールコーヒー本店にて

京都 幻の都長岡京生まれの庭師
梅鉢園(うめばちえん)の梅野です。

今日は久々の休みでしたので、unir coffee(ウニールコーヒー)本店さんにて
ランチを食べてきました。
長岡京市は食事の場所が少なすぎるので、貴重なお店です。

以前にお店の陳列棚の土台を版築という特殊工法で施工させてもらったので、点検も兼ね、良い休日が過ごせました。

庭師の教える庭木の手入れ 樹勢回復編

京都 幻の都長岡京生まれの庭師
梅鉢園(うめばちえん)の梅野です。

今年は年明け寒く、桜やツツジの開花も遅く、乙訓名産のタケノコも
10年に一度の不作でした。
夏場は関東では雨続きで、猛暑と気候が安定しませんでした。
 人間は空調や移動ができ、水分や養分を自ら補給できますが、植物はそういう訳にはいきません。(当たり前ですが・・・)
大切な木ほど観察が必要です。
 これは梅の木ですが幹の腐朽が進行し、開口空洞化していました。
原因はコスカシバという害虫にやられたか、夏場に強剪定し、水分の逃げ場をなくし、樹木内で湿気がこもり幹を侵食したかの原因とみられました。


まずは腐朽部分が拡大しないよう鋭利な刃物で切除していきます。
できるだけ健全な個所を傷つけないよう注意が必要です。

除去できたら殺虫剤を隙間にも届くよう散布します。

患部に殺菌剤を塗布します。

塗り終えたらペースト状の殺菌剤を塗ります。


最後に養生し、支柱をして応急措置の完成です。
樹木が弱っている場合は根元を土壌改良するのが最も効果的ですが、作業時期は冬場が適期になりますので、今回はこれで様子見です。
支柱をするのもできるだけ景色の一部になるよう心がけるのが庭師の務めです。

庭師の教える庭木の手入れ 害虫編

京都 幻の都 長岡京生まれの庭師
梅鉢園(うめばちえん)の梅野です。

 ようやく、朝晩が涼しくなってきて秋の気配を感じる季節になってきました。
お盆前に切り戻した萩も背丈が伸び、お彼岸頃には2度目の開花をみれそうです。
 人間が涼しくなって過ごしやすいという事は
害虫にとっても過ごしやすい季節でもありますので、
この時期は要注意です。
なかでも、桜などにつく「アメリカシロヒトリ」は葉っぱを”あっ”という間に食べつくしてしまいます。

食べられてしまうと、やはり木も弱ってきますので殺虫剤が必要になります。
ディプテレックッス乳剤やスミチオン乳剤など、効果のあるものを散布してください。

薬剤の中には葉を溶かす成分も入ってる物もありますので、日中や夕方よりも午前中の早い時間がおススメです。

害虫は病気も一緒に媒介してしまう事が多いので、早期発見、早期治療が大切です。

庭師の教える庭木の手入れ 山野草編

京都幻の都 長岡京生まれの庭師
梅鉢園(うめばちえん)の梅野です。

台風も過ぎ、秋の気配もしてきましたが、まだまだ暑さが残ります。
今日は山野草について書きたいと思います。
可憐な花が多くあり、避暑で訪れた先で見かけた植物を育てようとしたけど
上手く育たたないというお話しをよくお聞きします。
そもそも、植物には適した環境が存在しますので、より原生地に近い状態が望ましいです。
例えば初夏にピンクの花をさかせるイワカガミですが

これは標高1200mの岩の間に生えていました。
日当たりは良い場所で乾燥には強く、寒さには強いが加湿には弱いというのが
一目でわかります。

ズームアウトするとよくわかります。
これは滋賀県と三重県との県境にある御在所岳です。
あいにく雲がかかってますが雲の下には琵琶湖が見え、
伊吹山やアルプスも望める大パノラマです。

庭師の教える庭木の手入れ お盆前編

京都 幻の都長岡京生まれの庭師
うめばちえん)の梅野です。

お盆も近づき夏、真っ盛りですが、お盆休みに庭木のお手入れを
するコツを今日はお教えします。

草や木が伸びていつ切れば良いかとよく聞かれますが、
・草はあまり伸びすぎる前にこまめに刈るのが良いです。
 (一度にしようと思うと大変ですので・・・)
・草刈り機で刈る場合は周囲に石などが飛ぶ場合があるので注意が必要です。

・丸や四角に刈り込まれているものは去年刈った位置位を目安に刈ります。

・強めに切る場合、落葉樹は冬場の方が良いでしょう。伸びた分を整える程度なら
通年で可能です。
・キンモクセイやツバキ等今から花が咲くものはほどほどが良いでしょう。



蓮の花

京都 幻の都生まれの庭師
梅鉢園(うめばちえん)の梅野です。

お盆も近づき夏真っ盛りです。
日々、屋外での仕事ですので、暑いのはもちろんですが、肌が焼けるのよりも
目が焼けて異常に疲れるので、目のケアも大切です。

柳谷霊園の蓮が咲きだしたので、暑さも少し和らぐ思いです。

蓮の開花は4日間という短さですが日当たりよく1ヵ月に1回肥料をあげておくと
次々と咲いてくれます。

午前中に開花し夕方には閉じています。

スイレンも見頃です。

今年は寒さと去年の肥料が足りず、不調でしたが何とかさいてくれました。

庭師の教える庭木の手入れ アジサイ編

京都 幻の都長岡京生まれの庭師
梅鉢園(うめばちえん)の梅野です。
祇園祭の鉾巡行も終わり、すっかり暑くなってきました。
今回はあじさいの剪定のコツを掲載します。
開花期間の長いあじさいですが、この季節になると花が終わり季節の変化を
伝えてくれます。

夏過ぎに来年の花芽をつけますので、花後は早めに花殻を取ります
あまり株が大きくなければ、今年咲いた花の2〜3段下の分岐枝で切ります。

あまりにも株が大きくなりすぎた場合は青い軸の下の茶色い部分まで切り落とします。ただしその場合は1〜2年、花が咲かない可能性もありますので・・・

切った枝は2〜3日水につけてメネデールなどの発根剤を付け、ポットに植えておくと挿し木ができます。その際は水やりだけを欠かさずおこないます。

長岡天満宮にて木の伐採

京都 幻の都生まれ 庭師の
梅鉢園(うめばちえん)の梅野です。
先日、長岡天満宮さんにて、木の伐採に行ってきました。
化石燃料に代わり木が使用されなくなり木が大きくなりすぎてナラ枯という病気が木を枯らしてしまい、放置しておくと倒壊の危険があります。去年の台風でも電線をなぎ倒してしまったので、事前の点検、予防がかかせません。
木が痛んで、外からはわからなくても、中は空洞だったというのもよくあります・・

幸いにも、今年初めての台風の前に作業が行えて良かったです。
後で九州では屋根ごと飛ばされているのを見て、ゾッとしました。

安全の為、大型クレーンで作業を行います。
1.2tくらいの重さになりますので、非常に危険な作業です。
木が下りてくると上で見るよりかなり大きいです。

柳谷観音 楊谷寺 あじさい祭りにて

京都 幻の都 長岡京生まれの庭師
梅鉢園(うめばちえん)梅野です。
今日は長岡京市の古刹、柳谷観音楊谷寺のあじさい祭りに行ってきました。

色とりどりのアジサイが梅雨空に溶け込みます。

アジサイは日陰のイメージですが、割と日当たりが良くないと花付きが悪くなります。
ただ、日当たりが良くなると水やりが大変なので、割と手間がかかります。
今年の空梅雨は本当に酷な期間です。お水やりを続けていただいた方々に感謝です。
きれいに咲くと苦労も実ります。

庭師が教える庭木の手入れ 害虫編

京都 幻の都 長岡京生まれの庭師
梅鉢園(うめばちえん)の梅野です。
今年は梅雨なのにまったく雨が降りません
乾燥すると庭に虫が発生しやすくなります。
おなじみなのは

チャドクガ

チャノキやツバキ、サザンカに発生します。
毒の毛がありますので、触れるだけでかゆみが出ます。
掻いたり体温が上がると被害が拡大します。
皮膚科を受診するか、市販の薬を使います。

毎年、同じような場所に発生しますので、要注意です。
効果のある殺虫剤を使用するのがおススメです。

でも冬場に肥料を上げたり、剪定して風通しよくすると発生が抑えられます。

祇園祭りの前に

京都 幻の都 長岡京生まれの庭師
梅鉢園(うめばちえん)の梅野です。
毎年、この時期になると、京都市内のお施主さんから、庭木の剪定のお声をかけて
いただきます。そうすると、祇園祭りが近づいてきたな〜と感じます。
今回は四条新町の「restaurant DAIJO」さんを紹介します。

四条新町を上がった西側にあるお店ですが、和風とフレンチの融合がされて魚やコース料理がとてもおいしく、女性にも人気のあるお店です。
お店の前にはシンボルツリーのケヤキの木があって、毎年剪定に行かしてもらいます。

祇園祭りの時にはお店の前に鉾が並び、とても優雅な空間になります。
<レストラン ダイジョ−>
http://www.daijo.jp/

庭師が教える庭木の手入れ サツキ、ツツジ編

京都 幻の都 長岡京うまれの庭師
梅鉢園(うめばちえん)の梅野です。
今日は長岡天満宮さんで剪定作業をしてましたら、参拝の方に質問されましたのでそのまま、掲載します。

Q、サツキはいつ切れば良いのか?

A、花後の今頃がベストです。あまり遅すぎると花芽まで落としてしまいますので

Q、どこを切れば良いの?

A、今なら背を低くするなら、深めに、現状維持なら去年切ったくらいまでが目安です。ただし植物の成長具合にもよりすので、弱ってる場合は控えめの方が良いです。それと今頃なら花の終わった花殻を取るという役目もありますので、一石二鳥です。

庭師が教える庭木の手入れ 初夏

 京都 幻の都 長岡京うまれの庭師 
梅鉢園(うめばちえん)の梅野です。

 早くも一年の半分が過ぎようとしていますが、心地よい風が吹き季節としては過ごしやすいですね。

植物は15℃〜活発に活動しますので、庭の植木が伸びてきたけど、連休中にできなかったなんて方へご家庭でもできる植木のお手入れ方法をお伝えします。

植物は大きく分けると常緑樹と落葉樹に分かれます。
今、どちらも茂ってきているかとは思いますが、冬の厳しい時期を乗り越え、ようやく光合成で養分を吸収しようとしています。

トネリコは常緑樹の中でも病害虫が少なく人気の庭木です、新芽の出そろう〜7月頃か秋口に整えてあげると良いでしょう。あまり暑い夏場や寒い冬場に切りすぎると痛む原因になります。

モミジなど落葉樹はできれば落葉している冬季の期間に剪定するのが望ましいですが、あまりにも茂っている場合は病害虫の原因にもなりますので、少し整える程度が良いかと思います。


ただ花が咲く花木は大体の物が花後早めに剪定しないと来年の花芽を切ってしまいかねません。代表的なものにツツジやサツキなどは夏ごろには来年の花芽ができてしまいますから、花の終わる今頃に剪定するのが理想です。

いずれも切りすぎると植物も生命の危機を感じ返って伸びてしまいますので、こまめにするのが理想です。