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平成最後に

京都 長岡京 庭師
梅鉢園(うめばちえん)梅野です。

平成も残り3日となり、新元号令和の時代へいよいよ移っていきます。
先日、平成最後に竹のワークショップを行いました。
テーマは<郊外都市長岡京の現状と課題>

京都ゲストイン長岡京という竹をテーマに建築された
町家の宿泊施設で竹かご作りのワークショップ。

こちらは町家を活用されてるモデルとしてご紹介しました。
参加者には京都大学で竹、環境、建築を学ぶ留学生や
地元高校にて英語を教える先生など外国人ゲストを招き
多文化交流を行いました。

昨今、少子高齢化後継者不足による外国人労働者などの
問題がありますが、ここ長岡京でも市民と外国人との
交流の場が必要とされ、市役所の担当職員の方も参加され
共に学ぶ機会となりました。

言語に関しては片言の日本語、英語であっても竹を通じ、
ある程度のコミュニケーションができ交流の入り口機能としては
手ごたえを感じました。


庭造り 梅鉢園(うめばちえん)
京都長岡京市
http://umebachien.jp/

北野天満宮 信仰と名宝展

京都 長岡京市 庭師
梅鉢園(うめばちえん)梅野です(庭・植木・ガーデニング)

先日、北野天満宮 信仰と名宝展を見に京都文化博物館へ行ってきました。

京都にいながら知らないことばかりで学びの場となりました。
元々、大宰府天満宮が安楽寺ということからも神仏習合という
世界的にみても違う宗教が共存共栄するという事が奇跡だったという事や
祭神である天神さんも十一面観音と同体と考えられ、
まさに「ダイバーシティ(多様性)」が1000年前から行われてきたと感動しました!

展示品の中には菅原道真公の姿絵と梵字が一緒に描かれた狩野永納の絵もあったり
本殿前の三光門には太陽、月の2つの彫刻はあるが、3つ目の光は本殿の背後に上り出る
北極星そのものだという古代の浪漫と自然への観察力を感じました。

また星にまつわる話では七夕の御手水神事があるが、前日から清められた井戸からの水を
天神に供え、それが聖水となり将軍家から一般信徒に配られ飲むことで穢れを払うという儀式だったらしい。その際に紙と梶の葉を捧げる儀式も並行に行われていた。
という事で、断片的で曖昧な知識がつながり、非常に清々しい気持ちになれました。

・・・庭園・お庭のことなら・・・
庭造り 梅鉢園(うめばちえん)
京都府長岡京市天神4丁目13番6号
075-955-2281
http://umebachien.jp



#北野展#ぶんぱく

楊谷寺 陽光桜

京都 長岡京市 庭師
梅鉢園(うめばちえん)梅野です。(庭・植木・ガーデニング)

先日、長岡京市の古刹、柳谷観音、楊谷寺にて
三重県四日市市からのお客さんをご案内しました。

雨予報だったにも関わらず、快晴で桜も満開で
絶好の観光日和でした。

また、桜シーズンの渋滞を心配してましたが
2019年3月17日に新名神の新四日市から亀山西が開通した事もあり
渋滞もなく来られたそうです。

楊谷寺にある独鈷水(おこうずい)を発見した空海ですが
全国にあるお稲荷さんを広めたのも空海だそうです。

四日市にもお稲荷さん信仰が盛んで、船運や商売の神様として親しまれています。

柳谷観音は檀家寺ではなく「講」という各地域の集団で
支えられていたそうで、遠くは伊賀上野や東海圏からも多くの参拝が
あったそうです。昔から何らかのつながりがあったのだと改めて感じました。

・・・庭園・お庭のことなら・・・
庭造り 梅鉢園(うめばちえん)
京都府長岡京市
http://umebachien.jp

地方創生とは?

京都 長岡京市 庭師
梅鉢園(うめばちえん)梅野です(庭・植木・ガーデニング)

当社では「現代に必要な庭とは何か?」というテーマの中に
「人々が集える共有空間」のプロジェクトに取り組んでいます。
古き良き物をせっかく保存できても活用マネジメントに難航する例をこの一年見てきました。少子化、労働者不足を背景とした現代ソリューションの一つは「交流」で我々クリエイターはやはり「交流の場」を作っていかねばと思っています。
今日はカルフォルニアからのお客さんです。
マンションやビルのコンクリートだけの景色でもなく
枯山水や池泉回遊式の古典の庭だけでもない「新たな庭園空間」では「多文化交流」「世代間交流」が生まれています。

様々な社会問題をトップダウンだけで全てを解決する特効薬は作れませんので、日々の営みで観光公害、外国人労働者問題、地域活性化を微量に意識しながら底辺からボトムアップしています。
漢字体験ではマルクス君の名前を「丸楠」と
書いて頂きました。


庭造り
梅鉢園 うめばちえん
京都 長岡京市
http://umebachien.jp