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庭師の教える庭木の手入れ 害虫編

京都 幻の都 長岡京生まれの庭師
梅鉢園(うめばちえん)の梅野です。

 ようやく、朝晩が涼しくなってきて秋の気配を感じる季節になってきました。
お盆前に切り戻した萩も背丈が伸び、お彼岸頃には2度目の開花をみれそうです。
 人間が涼しくなって過ごしやすいという事は
害虫にとっても過ごしやすい季節でもありますので、
この時期は要注意です。
なかでも、桜などにつく「アメリカシロヒトリ」は葉っぱを”あっ”という間に食べつくしてしまいます。

食べられてしまうと、やはり木も弱ってきますので殺虫剤が必要になります。
ディプテレックッス乳剤やスミチオン乳剤など、効果のあるものを散布してください。

薬剤の中には葉を溶かす成分も入ってる物もありますので、日中や夕方よりも午前中の早い時間がおススメです。

害虫は病気も一緒に媒介してしまう事が多いので、早期発見、早期治療が大切です。

庭師の教える庭木の手入れ 山野草編

京都幻の都 長岡京生まれの庭師
梅鉢園(うめばちえん)の梅野です。

台風も過ぎ、秋の気配もしてきましたが、まだまだ暑さが残ります。
今日は山野草について書きたいと思います。
可憐な花が多くあり、避暑で訪れた先で見かけた植物を育てようとしたけど
上手く育たたないというお話しをよくお聞きします。
そもそも、植物には適した環境が存在しますので、より原生地に近い状態が望ましいです。
例えば初夏にピンクの花をさかせるイワカガミですが

これは標高1200mの岩の間に生えていました。
日当たりは良い場所で乾燥には強く、寒さには強いが加湿には弱いというのが
一目でわかります。

ズームアウトするとよくわかります。
これは滋賀県と三重県との県境にある御在所岳です。
あいにく雲がかかってますが雲の下には琵琶湖が見え、
伊吹山やアルプスも望める大パノラマです。

庭師の教える庭木の手入れ お盆前編

京都 幻の都長岡京生まれの庭師
うめばちえん)の梅野です。

お盆も近づき夏、真っ盛りですが、お盆休みに庭木のお手入れを
するコツを今日はお教えします。

草や木が伸びていつ切れば良いかとよく聞かれますが、
・草はあまり伸びすぎる前にこまめに刈るのが良いです。
 (一度にしようと思うと大変ですので・・・)
・草刈り機で刈る場合は周囲に石などが飛ぶ場合があるので注意が必要です。

・丸や四角に刈り込まれているものは去年刈った位置位を目安に刈ります。

・強めに切る場合、落葉樹は冬場の方が良いでしょう。伸びた分を整える程度なら
通年で可能です。
・キンモクセイやツバキ等今から花が咲くものはほどほどが良いでしょう。



蓮の花

京都 幻の都生まれの庭師
梅鉢園(うめばちえん)の梅野です。

お盆も近づき夏真っ盛りです。
日々、屋外での仕事ですので、暑いのはもちろんですが、肌が焼けるのよりも
目が焼けて異常に疲れるので、目のケアも大切です。

柳谷霊園の蓮が咲きだしたので、暑さも少し和らぐ思いです。

蓮の開花は4日間という短さですが日当たりよく1ヵ月に1回肥料をあげておくと
次々と咲いてくれます。

午前中に開花し夕方には閉じています。

スイレンも見頃です。

今年は寒さと去年の肥料が足りず、不調でしたが何とかさいてくれました。