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庭師の教える庭木の手入れ 害虫編

京都 幻の都 長岡京生まれの庭師
梅鉢園(うめばちえん)の梅野です。

 ようやく、朝晩が涼しくなってきて秋の気配を感じる季節になってきました。
お盆前に切り戻した萩も背丈が伸び、お彼岸頃には2度目の開花をみれそうです。
 人間が涼しくなって過ごしやすいという事は
害虫にとっても過ごしやすい季節でもありますので、
この時期は要注意です。
なかでも、桜などにつく「アメリカシロヒトリ」は葉っぱを”あっ”という間に食べつくしてしまいます。

食べられてしまうと、やはり木も弱ってきますので殺虫剤が必要になります。
ディプテレックッス乳剤やスミチオン乳剤など、効果のあるものを散布してください。

薬剤の中には葉を溶かす成分も入ってる物もありますので、日中や夕方よりも午前中の早い時間がおススメです。

害虫は病気も一緒に媒介してしまう事が多いので、早期発見、早期治療が大切です。