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北野天満宮 ずいき祭り 兜の御供にて

京都幻の都長岡京生まれの庭師
梅鉢園(うめばちえん)の梅野です。

秋になり、新嘗祭やお祭りの声が聞こえてくる季節になりました。
木々や花と携わると、一年の周期や実りの難しさ、楽しみがより深く感じます。
毎年、秋には、北野天満宮御旅所にて、ずいき神輿や七保会の兜の御供に参加します。


ずいき祭りの「ずいき」は野菜です。
ずいきで屋根が飾られた「ずいき神輿」が保存会の方々で作られます。
平安時代に西ノ京の人々が五穀豊穣を感謝し、新しく採れた穀物や野菜などを飾り付け、道真公の神前にささげたのがお祭りの始まりです。

我々、七保会はこんな兜の御供を神様へお供えます。

400年以上続く神事に参加し、後世へ受け継いでいくお手伝いをしています。

七保会とは道真公が大宰府でお亡くなりになった後、随従の先人が右京の地に建てた
七か所の御供所が発祥です。
「保」とは神社の神人の居住区域を意味し、現在の「市・長・村」などの単位の一種です。

毎年、参加してますが、最近一年がたつのが、非常に早く感じます。・・・