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「橘始黄(たちばなはじめてきなり)」
橘の実が黄色く色づく頃となりました。橘は冬でも青々とした葉の常緑樹です。
古くは、古事記や日本書紀にも記載されており、「不老不死」の実、「非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)」と言われているのが橘です。
「橘は実さへ花さへその葉さへ
枝に霜降れどいや常葉の木」
と聖武天皇も詠まれております。
また、セロリやカマスが美味しい時期です。「カマスの焼き食い一升めし」という言葉があり、カマスの塩焼きが一匹あれば、ご飯が一升でも食べられると言うほど、カマスの塩焼きは美味しいものとされています。産卵前後の時期は、いつでも美味しくいただけますが、やはり秋から冬が、脂も乗り、刺身や酢〆でも美味しくいただけます。
木枯らしも吹き、気温もグッと下がって参ります。体調を崩されませんよう、お過ごし下さいませ。


茶ノ木

「地始凍 (ちはじめてこおる)」
七十二候が立冬の次候に変わり、寒さで大地が凍り始める頃となりました。
日ごとに寒さが増してきます。
今から旬の毛ガニの鍋を囲み、ほっこり温まるのもいいですね。
通勤で通る、竹林の小路脇に、今年も茶ノ木がたくさんの花を付けています。

冬支度

立冬に入りました。
弊社事務所近隣の竹林も、ワラを敷き詰め土を入れる作業の口火が切られました。
このワラ敷きと土入れの作業が重要で、これらを長年続ける事で、やわらかな、ふかふかとした土壌となり、良質のタケノコが生産されています。
生産者さんの長年の努力があってこそです。

紅葉

「楓蔦黄(もみじつたきなり)」、紅葉(もみじ)や蔦(つた)が色づく頃になりました。この時期に、「銀杏餅」という和菓子をいただきます。イチョウの紅葉をイメージして作られており、塩味が効いた銀杏がトッピングされており、美味しい和菓子です。
つい先日まで、日中も暑く、動くと薄っすらと汗をかく位でしたが、朝夕グッと冷え込み、
久しぶりに昼食に鍋焼きうどんを食べました。体が温もり、非常に美味しかったです。
また、これからの時期、仕事仲間と鍋を囲む事が増えたり、サツマイモや山芋、カワハギなども美味しくなって参りますので、楽しみが沢山あります。
作業でお伺いしている庭のあちらこちらで、ツワブキの蕾も膨らんできております。
花言葉は「困難に負けない」です。葉の形が変形しているものや、斑入りのもの等、多くの種類がございます。昔から、根じめにしたり、好んで使用する下草です。
これから気温も下がり、紅葉が進んで参りますが、京都にはたくさんの紅葉名所がありますので、観光客が増える時期になります。道路も混雑し、ヤキモキする事もあるかも知れません。また、風邪をひきやすい時期でもありますので、皆様体調管理等ご注意下さい。

10/14〜10/18は、第五十候「菊花開 (きくのはなひらく)」となり、菊の花が咲き始める頃です。旧暦の9月9日は「重陽の節供」別名「菊の節句」とも言われ、今の10月中頃にあたります。ちょうど菊の花の盛りになるこの頃、「菊花の宴」を催し、花を観賞しながら「菊酒」を飲んだり、湯船に菊を浮かべた「菊湯」に入り、「菊枕」で眠る、といった菊の香りで邪気を祓い長寿と無病息災を願う風習がありました。
菊はもともと日本にあったものではなく、奈良時代に中国から薬用として渡来した植物です。以来、日本人に愛されて今では薬用、食用、観賞用など様々な種類の菊が栽培されています。皇室の御印になっていることからも、菊が大切にされてきたことがうかがえます。
また、野山では、野菊も見頃です。野山に自生する菊を総称して栽培種の「菊」に対して「野菊」と呼びます。野菊と一口で言っても多くの種類があります。初秋から咲き始めるヨメナやシオン、晩秋を飾るアワコガネギクやヒメジョオン、大型のキクイモ等もあります。清楚で可憐な美しさを持つ野菊は、秋の澄んだ空気の中でつつましく元気に咲いています。
秋晴れの季節。秋の野山で心和ませてくれる野菊達も、是非お楽しみください。
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