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寒露に入り、10月も半ばになりました。どこからともなく、キンモクセイの香りも漂って参りました。
日が暮れるのが随分と早くなり、作業後の後片付けなども気ぜわしくなってきた今日この頃です。
朝晩の気温も下がって来ておりますので、休日のウォーキングの距離も順調に伸びています。
少し前には、JR山科駅から長岡京市までどれくらいかかるか、歩いた事もありますが、さすがに足の裏が痛くなりました。
ぼちぼちと菊の花が咲きだす時期です。菊は奈良時代に中国から、観賞用ではなく薬草として伝わり、解毒・消炎・鎮静効果のある生薬として使われてきました。その役割からいつしか不老長寿のシンボルとなりました。
これから玄関先などに菊の鉢が置かれているのを目にする機会が増えて参ります。菊は個人的に好きな花ですので、それらを観賞させていただくのを楽しみにしております。
また、紅葉も徐々に始まります。紅葉といいますと、私は「ナナカマド」が好きです。初夏には枝先に房状の白い小さな花を咲かせ、秋には、真っ赤な実がなります。非常に綺麗な紅葉で、それを目にするとほっこりします。
これから朝晩冷え込んで参りますので、皆さま風邪などお召しになりませんよう、用心してください。

秋の七草の筆頭、ハギの花。草冠に秋と書いて「萩」。字を見るだけで秋の花のイメージが沸きます。
『萩の盛りに良き酒なし』などと昔から言われます。萩の花咲く頃には、前年の日本酒も味が落ち、また新酒が出るにもまだ時間がある。と、なんともお酒好きの方には、悩ましい時期であります。
この時期になりますと、子供の頃、母が炊いてくれた「萩ご飯」を思い出します。小豆を萩に見立てて炊いた炊き込みご飯です。松茸ご飯や栗ご飯のようなインパクトはありませんが、秋らしいご飯です。
新米が出回るこの時期、皆様も秋の旬の食材をふんだんに使った、色々な炊き込みご飯に挑戦してみてください。