28年度の大きな税制改正。
「空家対策」です。 空家は現在820万戸、13.5%。増加しています。
ほとんどが管理されていない放置状態。
空家となる原因は家を相続したけど
自分はすでに他の場所に住んでいて
売ったら30%近い税金がかかるし、
結果放置となるケースが多いようです。
この解決のために改正されました。
3000万円の特別控除が受けられるようになります。ただし、この特例を受けるには要件があります。
@昭和56年5/31以前に建築された家屋
A相続発生時に被相続人しか住んでいなかった
B相続から売り渡すまでに事業賃貸など使用していない事
C平成28年4/1〜31年12/31まで売り渡す事
D相続開始から3年を経過する年の12/31までに売り渡す事
E一億円を超えない事
平成27年の税制改正で
「特定空家」となると建物があっても
住宅用の特例外になるので更地と同様の
約6倍の固定資産税になりました。
「特定空家」にも基準があって
倒壊の危険・景観を損なう位の放置・衛生上有害などです。
今回の改正は気になりながらも放置しているような
不動産をお持ちの方には朗報です♪