新着の記事

新着のコメント

    新着コメントはありません

新着のトラックバック

    新着トラックバックはありません

亀の親子

大暑に入りました。「土潤溽暑」(つちうるおいてむしあつし)非常に、気温も高く、まとわりつくような熱気で、過ごしにくい時期になりました。
この時期になりますと、京都市内のど真ん中で、庭木の管理をさせていただいているお宅の事を思い出します。広いお庭の中で、庭木の手入れをし、お昼休み時、いつもお茶をご用意していただき、庭の片隅で休憩させていただいておりますと、庭木を剪定した葉の下から、ガサゴソと音がしたかと思うと、石亀の親子が現れました。以前からこちらのお宅では石亀が自然に繁殖し、庭の池に住んでいたのですが、親子で現れた姿が微笑ましかったです。家主様にお伺いすると、子亀は、カラスにさらわれてしまう事が良くあるそうで、運良く大きくなったものは、お宅の池にも出入りし、生活しているとおっしゃっていました。ご飯粒をやると、わりと美味しそうに食べており、数日間の作業の間、お昼休み時になると私たちの周りに寄ってきて、おねだりをしておりました。なかなか街中で、石亀が繁殖しているお庭というのは、珍しい事ではないでしょうか。
また、こちらのお庭には、サルスベリの大木があり、この時期、白い花と赤い花を咲かせており、非常に綺麗で、庭のポイントになっております。ザクロもあり、毎年鮮やかな花を付けているお庭でもあります。
今の時期、仕事が終わってからのビールが美味しいですが、枝豆も美味しくなってきております。茹でたてに塩を振って食べるのが好きです。昨今は冷凍物も出回っておりますが、生の枝豆を茹でて、茹でたてを食べるのが一番美味しいです。特に好きな枝豆は、9月頃に出回る丹波産の「紫ずきん」です。
子供の頃は、あまり好んで食べなかったのですが、妙なもので、最近、奈良漬にはまっておりまして、毎日のように食べております。これも、枝豆同様、お酒のあてになります。
暑さ厳しい折、皆様方、熱中症対策をしっかりとしていただき、この厳しい暑さを乗り切って下さい。

お客様の笑顔

7月も半ばになり、いよいよ来月はお盆を迎えます。
現在弊社では、各所でお盆前の庭木の剪定作業等に従事しております。

栞造園も創業して早数十年の時が経ちました。
創業当時は顧客数も少なく、同業者の先輩方に呼んでいただき、お仕事のお手伝いをさせていただきました。また先輩方の仕事があまりない時期も、同じように変わらず仕事に呼んでいただき、先輩方に助けていただきました。
その当時、顧客数が少ない事でお客様にも気を遣っていただき、年に一回の庭木のお手入れで十分なところを、2回、3回と用事を作って呼んでいただいたこと、本当に感謝しております。
今でもその当時のお客様とお取引させていただいておりますが、ひ孫がおられるお客様もおり、私も歳を取ったと感じます。
現在は順調に安定してお仕事をいただいておりますが、そういう今だからこそ、今自分達の仕事に対する驕りはないか、お客様に満足していただいているか、料金体系に驕りはないか、色んなことをチェックしながら社員一同と話をするようにしております。
売り上げも増えてきますと、それなりに色々なことが起こり、手当も大変になってきます。
しかし、基本的には栞造園のお仕事でお客様に笑顔になっていただくというのが、弊社の目標でございますので、お客様の笑顔を増やすために、これからも社員一同精進してコツコツと作業をさせていただく所存でございます。
またお客様におかれましては、仕事内容についてのご不満、ご要望等がございましたら、遠慮なく弊社の方にお問い合わせください。
そのお言葉の一つ一つが栞造園のこれからの肥やしになります。
知らず知らずの間に驕りや馴れ合いがあったりして、人間というものは弛んでくるものですので、常に引き締めていかないと初心を忘れてしまいます。
有難いことに栞造園の顧客数は増え続けています。中にはお取引のなくなったお客様もおられますが、トータルすると顧客数は増え続けております。
これから私ども社員一同、この感謝の気持ちを忘れず、さらにお客様に笑顔になっていただけるよう努力して参りますので、今後ともご指導ご鞭撻をいただき、栞造園を可愛がっていただきますようよろしくお願い致します。
じめじめして鬱陶しい季節ではありますが、皆様方のご健康をお祈りしております。

造園の仕事に興味のある方、未経験者でも大歓迎ですので、是非弊社までご連絡ください。

梅雨籠り

アヤメが花を咲かせる頃が、梅雨到来の目印となっておりましたが、今年は随分と、近畿地方の梅雨入りが遅れました。
梅雨は、予定が狂い、段取り等を変えなければならない悩ましい時期ですが、田植えも終わり、ハモの美味しい時期でもあります。私の好物の和菓子で、葛を使った、くず桜や水牡丹を頂くのが、楽しみの一つです。
子供の頃、山科川の上流で、「ガサガサ」という遊びをよくしておりました。梅雨時期の増水時に、何故か川へ出向きたくなり、親に見つかるとひどく叱られますので、こっそりと、増水した川の様子を見に行っておりました。雨で増水した川は、濁流ですので、「ガサガサ」は出来ませんが、通常の平穏な流れの時に網を入れると、ヤゴや子鮒、オイカワ、小さな鯉等たくさんのものが網に入りました。その当時に比べると、今では、水量も減り、昔よりも生物が減っていると思います。
雨が多い時期ですが、梅雨籠りも悪くありません。少し立ち止まって、スケジュールの立て直しや、調べ物をしたり、外に出られない分、有効に時間を使える時でもありますので、大事に過ごしたいと思います。

写真にありますミズヒキは、斑入りのミズヒキになります。弊社の置き場で、種から栽培しているものです。坪庭の根締め類に使ったりするものです。普通の青葉の根締めの中に、一つ二つ斑入りを混ぜると、映えて綺麗に見えます。

オイカワ

梅雨入り間近となり、熟した梅が、市場に出回っているのを目にします。
私は、京都の岡崎で生まれ、父の郷も京都の左京区ということで、両親は、曼殊院門跡の南側に位置する墓所で眠っております。
父の仕事の関係で、京都市内を転々としましたが、岡崎に居た頃の事が忘れ難く、当時の事をよく思い出します。今の時期、思い出しますのは、近所のわんぱく仲間と一緒に、よく動物園に遊びに行き、当時、動物園内に流れていた小川で、オイカワを手づかみで捕っていた事です。面白いほど、たくさん捕れて、動物園で仲良くしていた飼育員さんが、ワニの餌にするという事でしたので、採ったオイカワを飼育員さんにお渡ししていました。
また、ある日は、疏水で大きなイシガメを見つけ、動物園に届けた事もあります。おそらく、動物園で飼育していただいていたと思います。今から45年くらい前の事になりますが、良い思い出です。
最近各所で作業をさせていただいておりますと、朝晴れていても、昼から急に雨が降り出したりと、天候が不順です。雨もそう強い降りでなければ、作業には入らせていただいております。その時、雨の中で見るアジサイは、非常に趣があり、このお仕事をさせていただけている事が良かったなと思える瞬間でもあります。
私の梅雨時の過ごし方は、雨が強い時は外には出ず、読書や音楽鑑賞を楽しみます。特にインドア派という訳ではありませんが、普段、外での作業をしていますので、休日や雨の日は、室内で過ごす事が多いです。
皆さんは、梅雨のジメジメした時期をどのようにお過ごしになられますか?

ガラシャの瞳

いよいよ小満も後半に入り、芒種が目前となってきました。
弊社の昨今の作業ですが、サツキ、ツツジ類の花が咲き終わった後の花殻摘みや刈込作業に追われています。
暫く5月とは思えないほどの高温が続き、随分乾燥もしましたが、春先から植栽した樹木もようやく根付きかけてきておりますので、ここで気を抜かずしっかりと維持管理していきたいと思います。またこの時期、樹木への害虫の発生も多くなるのですが、ウィルス関係の病気も増えてきますので、注意して作業にあたっていきます。
今の時期、果物では、ビワが美味しくなって参ります。昔、子供の頃、よく木に登って実を採って叱られたことを思い出します。今は、カキやビワは昔ほど食されなくなったような気がします。
私は、5月から出回り始める、長岡京市の今里地区から主に出荷される「ガラシャの瞳」という小ぶりのトマトが大好物で、出荷されている間、常に食べ続け、相当な量をいただきます。ドレッシングやマヨネーズ、塩等を付けるのはあまり好みではなく、常温にしてそのままいただくのが一番好きです。この時期の大事な栄養源になっておりますので、いつもありがたくいただいております。
衣替えの時期でもあり、各ご家庭では何かとご多用かと思いますが、しっかりと水分補給し、熱中症にご用心ください。


< 前のページ|        次のページ >

カレンダー

  • 2025年1月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

カテゴリー