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お盆

立秋も過ぎ、暦の上では、秋近しなのですが、連日のうだるような暑さは、人間のみならず、動物や樹木にも厳しいものです。
弊社でも、各地で春先に植えた樹木が、悲鳴を上げており、潅水作業に勤しんでる毎日です。
昔は、うるさい位にセミが朝から夕方まで鳴いていたように思いますが、昨今の猛暑に、セミも熱中症のような状態になり、鳴かなくなるそうです。
このお盆中、皆様方は、故郷へ帰省されたり、旅行へ行かれたり、また、ご家族の帰省を受け入れるのにご多用と、色んな過ごし方をされているかと思います。
京都でのお盆行事と言えば、8月16日の「五山の送り火」が有名ですが、私が子供の頃楽しみにしていたのは、「地蔵盆」でした。私は、その後に配られるお菓子を目的としていましたが、子どもたちが直径2〜3メートルの大きな数珠を囲んで座り,大人もその輪に加わりながら僧侶の読経にあわせて順々に数珠を回す「数珠まわし」をした事を覚えています。
隣近所のおじさんやおばさん、おじいちゃん、おばあちゃん、年齢の違う子ども達と一緒に遊んだ子どもの頃の経験は,「地蔵盆」の楽しい記憶として,大人になっても残り続けています。
今ではこのような行事を支える為の大人の都合も付きにくく、子どもの数も減り、こうした伝統的な行事を行っている地域は少なくなっていると思われます。少し寂しいですね。
お盆休み終了の方、これからお休みされる方、残暑厳しい折、皆様くれぐれもご自愛下さい。