今日から7月です。早いもので、今年も半分終わりました。
昨年同様、今年も祇園祭の山鉾巡行は行われませんが、技術継承の為「山鉾建て」が34の山鉾の内、18の組み立てが実施されるそうです。
山鉾建てには、技術も必要でしょうけれど、やはり、実際の体験等を通じて人から人へと受け継がれる「技能」も継承してく必要があると思います。技能は、人に内在するため、一度失われてしまうと、容易に復活することができなくなります。
また、技能承継の受け手となる人材を確保することも重要です。これは、山鉾建てに限らず、どんな仕事にも同じことが言えます。弊社のような造園工も、技術や技能の継承は、不可欠ですが、なかなか人材確保が難しいのが現状です。
山鉾巡行は見られませんが、山鉾巡行餅をいただき、京都の夏を感じたいと思います。
気温が高くなってきております。皆様、お身体ご自愛ください。