最近、気温は高くなって参りましたが、まだまだ朝晩が寒かったりします。
散歩をしておりますと、ハナミズキが咲き誇っており、目を楽しませてくれます。
弊社の最近の作業は、春の植栽作業を主に進めさせていただいております。
自分たちの生業ではあるのですが、小さな庭木1本でも植えますと、京都の町中に緑が少しでも増えたかと思われ、楽しく作業させていただいております。
春先になりますと、私が小学校低学年くらいに父に連れて行ってもらった釣りの事をよく思い出します。父は、ヘラブナ釣りが好きで、俗に言うヘラ師と言われるくらい、没頭しておりました。趣味の域を超えて、自分で浮きを作ったり、竿を作ったりもしておりましたので、父の部屋は、漆の匂いがしておりました。ヘラブナのエサも自分で作ったりしている父の姿を見ておりましたので、自分もいずれはヘラブナ釣りをするのかなと思いきや、全くする事は無かったです。大覚寺近くにあった釣り堀に、二人でよく行きましたが、そこへ、近所の食堂から出前を取って食べるのが一番の楽しみでした。父は、玉子丼をよく注文してくれましたが、今この歳になると、牛丼や天丼ばかりで、玉子丼はあまり食べなくなりました。
5月5日は、端午の節句です。鯉のぼりも昔ほど大きなものは見かけなくなりましたが、あちらこちらで気持ちよさそうに泳いでいるのを目にします。私は、甘いものはあまり好んで食べないのですが、何故か、柏餅とちまき、それともう時期は過ぎましたが、桜餅だけはいただきます。これも5月の楽しみです。
昨今、生活面でも色々と支障をきたす状態ではございますが、いつか収束するものと信じ、日々を送っていきたいと思います。
皆様もどうかお身体をご自愛されますようお願い致します。