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大聖寺伊万里展その6 準備ができました

 11月1日から3日までの大聖寺伊万里展の準備が一応完了しました。25日(土)に店内の商品を一部片付け、26日(日)午後から大聖寺コレクターの大阪のM氏、兵庫のK氏が店で展示の準備をいたしました。
 ご来店の皆様にご満足いただけるものになったかなと思っています。
 当日は、駐車場はありませんので、ご了承をお願いいたします。
 展示品は、所蔵家の板東氏、畑中氏、兵庫のK氏、大阪のM氏のコレクションです。永年集めてこられました、大聖寺伊万里をお楽しみください。
 展示の一部
 
 

骨董よもやま話 No2店に入る

 いよいよ店に入ります。
 骨董・古美術・アンテイークの店が多くありますが、西洋と書いてない限りはたいてい和骨董・朝鮮・中国の骨董などが置いてあります。
 まずは、入りやすそうな店を捜します。私は商品が多く、少しだけ雑然とした店が好きです。
 まずは自分に合うかどうか入ってみましょう。
 
 「今日は」と声をかけて入りますと、「いらっしゃいませ」・「どうぞ」・「ごゆっくり見てください」の声が返ってき、店主との出会いが始まります。
 お客様によっては、黙って入ってこられる方も居られれば、「今日は」といっているのに、店主から返事がない店もありますね。
 これでは、気分が悪くなり店から出て行こうと思いますね。
 ちょっと待ってください。雰囲気が悪くとも、自分は何かを探しに来ているのですから、一応店の中を見渡しましょう。そして納得してから出ましょう。
 店の中で、商品を丁寧にみていくと、突然自分の探している、また好きなものが、目に入ってくることがあります。多い骨董の中から、自分を「ここ、ここ」と商品が呼んでいるように、不思議な出会いがありますね。
 恋人に会ったように、その商品の方に吸い込まれていきます。その商品が欲しい気持ちを、店主に悟られないようにと。
 

 かばんやショルダーバックを指定場所に置き、気に入りそうな商品に近づきながら、「見ていいですか」、ケースにあるものは「見せていただけますか」と丁寧に言って、商品を両手で見ます。
 片手は論外ですね。
 
 特に、陶磁器は、欠けやすいので注意が必要なのは皆さんご存知ですが、グループで来られ、大声で話ながら片手でガチャ、ガチャと触るのは、店主はヒヤヒヤしています。
 お客様が漆の商品をべたべたと触るのも、店主は嫌ですね。

 丁寧に見られるお客様は、店主にとって良いお客様です。場合によっては、返事をしなかった店主も、にこやかに「どうですか」といってくれるかも知れません。

 もしも、買うものがなかっても、ありがとうございましたと店主に言って、店主も次回も来ていただけるかもと思い、「また来てください」の声が返ってきます。(たぶん)
 
 お客様にとって行きやすいお店ができることになります。そうすると、聞きたいことも聞けることになり、一歩収集が進むことになります。

 収集するお客様も真剣なら、店主はもっと真剣です。お店に展示している商品は、簡単に集まりません。時間を掛け、遠方へ出かけ、お客様の顔を思い描きながら仕入れてきます。
 その思いが、お客様に伝わり購入していただくと、苦労した甲斐があったなあと喜びに変わり、また良いものを仕入れようという気になります。
 
 お客様は、気に入った商品があれば値段を見たり、表示がなければ値段を聞こうかと、心の中でいろいろ考えますね。
 少しまけて貰おうかと思って、思い切って「これください、少しまけてください。」と言えば、たいていはまけてくれます。
 しかし、ぎりぎりの値段をつけている場合は、ほんの僅かしかまけてはくれません。値段はお客様が、この値段でよいのか、高いかを自分で判断して、購入すればよいと思います。
 安かったら買おうと思うのは、如何なものでしょうか。

 私の場合は、店主に値段を聞く場合、まず心の中でこの値段なら買おうと決めてから、聞きます。はるかに値段が遠い場合は諦め、近かったらこれ位になりませんかと聞きます。
 
 私の店の場合ですが、選びやすいようにすべての商品に値段票が貼付してあります。たまにその値段を見て、いきなり半額ならば買うと言うお客様が居られます。誠に失礼と思います。
 お客様と店主は、一応ニコニコと気持ちよくお取引をしたいですね。

 お客様も、自分と気が合う店を捜され、店主と笑い声が出る関係を作ってください。
 信頼関係ができれば、知らないことも丁寧に教えてもらえます。
 店主からいろいろ教えていただいている時に、来店があれば、他のお客様に迷惑を掛けないように、店の隅に移動するか、そっと出て行くのもマナーです。
 自分はこの店の店主と懇意であると、他のお客様に態度で見せ、どかっと座っているのは、きつく言えば営業妨害につながりかねません。
 その店の常客になれば、いままで以上遠慮が大事と思います。

 店と信頼関係ができれば、初だし(うぶだし、店にまだ出ていない、他のお客様はまだ見ていな新仕入れ商品)の商品を一番最初に見せていただけることもあります。
 店主は、この初だしならば買っていただけると期待しますので、たまにはお客様もそれに答えることが必要かと思います。(気にいらなければ、素直に断れば良いです。)

いや骨董は楽しいですね。

次回もよろしく。

無断転載禁


 

骨董よもやま話 No1品物の購入までの気持ち

 お客様から、骨董の収集のコツ、古伊万里の見方など多方面にわたり質問があります。
 ブログに書いて欲しいとの希望がチラホラ聞こえてきましたので、筆まめではないですが、一応書いてみます。

  骨董・古美術を購入し、手元に置き、眺めていると夢がいっぱい膨らんできます。
 掘り出しものが手に入った、長年捜していたものがやっと手に入ったなど感動し、何かしら満足な気持ちが湧いてきます。
 そして、骨董収集の道に深く深く入っていくことになります。
 楽しく、ロマンを持ち、ゆっくりとしたペースで収集するのが、長く続けられると思います。私もいまもコレクターです。そのように収集をいまもしています。

 京都の方は大抵品物を捜しにいく先は、東寺、天神さんの骨董市、伏見のパルスプラザの骨董市、また骨董・古美術店などです。ある程度購入商品を決めいく方も、骨董が好きでぶらぶら行く方もおられます。私は両方のタイプです。
 骨董市に行くと、欲しい商品が見つかると、値段が合えばすぐ購入することになるのですが、思っていた額よりも高かった場合、心を落ち着けて、何に使おうか、どの部屋に飾ろうか、を思って購入することです。よく考えて買った品物は愛着があります。
 また、骨董の収集を続けようと思えば、自分に合った骨董店を見つけることです。
 店主といろいろ話をし、教えてもらって知識が増えていきます。大抵のお店は親切に教えてくれます。知ったかぶりのお客様は、店主から見れば嫌な客です。
 節度を持って、店主と接すれば、余り買わなくてもその店とながーく付き合えます。店が学校、店主が先生、自分は生徒と思えば楽しい。授業料は品物で戻ってきます。
 次回は、「No2店に入る」です。
 
 

無断転載禁
 

大聖寺伊萬里展その5

 いよいよ、11月1日から3日までの大聖寺伊萬里展の日が近づいてきました。準備も整い、10月26日(日)の午後から準備に入ります。
 京都市から外れた、地域にある小さな骨董店ですので、余り来られないのかなと思っています。でも逆にゆっくりと大聖寺伊萬里、また古伊萬里・民平・三田・美濃・六古窯などについてお話ができると思います。
 遠方から「古民具やまもと」にご来店をいただきますと、住宅を利用した、ただの普通の店やと、がっかりされる方もおられます。また畳にあがりゆっくりできて、骨董に囲まれて楽しいと言われる方もおられます。
 いずれの方も私たち夫婦は、一生懸命おもてなしをいたしております。
 お客様もコレクター、私たちもコレクターです。コレクター共通の楽しみ方、収集の苦労などを楽しく話をするよう心がけをし、今回の大聖寺伊万里展も骨董収集のヒントになればと思っています。
 「古民具やまもと」は、骨董・古美術の店ですが、地域文化の発信基地でありたいと思っています。
 今までは、地域で活躍されています、陶芸サークルの陶芸展、地元作家のステンドグラス展・焼き締め作家陶芸展、醤油瓶コレクター展などを開催してきました。
 展示会の会場使用料は無料で、地域の「街の文化・歴史展」が目標です。
 一度、是非ご来店ください。そして店に来られるお客様とコーヒーでも飲みながら、骨董のお話を・・・・。
 お待ちしています。(駐車場はありません。歩いて5・6分にスーパーの有料駐車場があります。駅からは阪急長岡天神ですが、歩いて5・6分です。詳しくはお電話ください。展示会当日は075−954−3101、開店は午前10時から17時まで )
 
 

大聖寺伊万里展その4(古民具やまもと)

 大聖寺伊萬里展の準備も順調で、小さな会場のセッテングだけとなりました。
 パルスプラザにおいて、お客様から是非行きたいとのお声がありました。小さな店で、多くのお客様がこられたら、どうしょうと思っています。
 さて、以前から「大聖寺伊万里」は骨董・古美術の収集家から、伊万里の写しの大聖寺として一段低く見られていました。
 私は、35年前に、京都の寺町の店で伊万里金襴手の七寸皿1枚を見つけ、(店の主人は元禄伊万里との説明でした。)今から考えると、ずいぶんと高かったのですが、2週間考え購入しました。(大聖寺伊萬里展その3の目録の写真、左上)
 自宅に持ち帰り、早速部屋に飾りましたが、本で見る伊万里と雰囲気が少し違うような感じを受けました。
 下絵、上絵の絵具が伊万里と違い、筆使いも、土も伊万里ではないと思い始めました。
 しばらくして、大西先生(河合卯之助の向日窯の轆轤職人)の工房に出入りしている美術商が伊万里ではなく、加賀九谷であると教えていただきました。
 それから、サラリーマンの時、北陸方面に出張の度に美術館めぐりをしましたが、大聖寺伊万里に出会うことは、ほとんどありませんでした。
 いつか、チャンスがあれば本格的に、収集してみようと思っていましたが、家庭も持ち、子育てに、また仕事も忙しくなり、なかなか収集するチャンスはありませんでした。
 退職後、骨董の店を開店し、本格的に収集を始めると、大聖寺伊万里の製品の中で、藩時代から民間へ移行した明治24年くらいまでが、良い品であることが解かりました。
 特に、藩時代は献上手で最高に良い磁器であると解かりました。
 まず、重さは非常に軽く、轆轤職人の技が当時でも最高であります。つぎに下絵はのびのびとしてではなく、京友禅の様に繊細で丁寧に描かれています。
 素焼きに最上の呉須(ごす)で描き、透明釉を掛けるのですが、当時でも良質の長石などを使用し、再興九谷とは別の窯で本焼きをしていたと考えます。
 本焼き後、上絵付けに入るのですが、ここで京都の永楽保全一党の最高の手が入ります。
 京の古清水(こきよみず)と伊万里の金襴手の技法がコラボして、大聖寺伊万里が完成しました。(と私は思っています。)
 土を作る、轆轤を引く、釉薬を作る、下絵の絵具を調整する、下絵のデザインを描く画工、素焼きをする職人、素焼きに下絵を描く職人、本焼きの窯焚き職人、上絵付けの絵具を調整する職人、本焼きに上絵付けを行う職人、錦窯で上絵付けの製品を焼く職人、など多くの集団が従事しました。
 集団は、永楽が京都から連れてきたのですが、現地の山代春日山での宮本屋窯などに従事する職人も一緒に生産に協力したと考えます。
 このようにして、当時大聖寺藩は、莫大な経費を投じることにより、献上手が完成しました。
 今回の大聖寺伊萬里展で、少しでも大聖寺伊万里を理解していただければ、幸いです。
 

 

第42回京都大アンテークフエアの報告

 今日10月3日から京都市伏見区にある「京都府立パルスプラザ」にて、第42回京都大アンテークフエアが開催されました。全国から骨董・古美術・西洋アンテークの店が、300店舗以上出店しています。
 古民具やまもともその中で頑張っています。今日は天候もよく、大勢のお客様がご来場されました。
 古民具やまもとは、古伊万里、大聖寺・六古窯、小さな壷などを中心に出品をしています。次回は平成21年3月27日、28日、29日に開催されます。
 
 下記は、古民具やまもとの出展の様子です。

大聖寺伊万里展その3

 大阪のM氏、兵庫のK氏の大変な努力により>、「大聖寺伊万里展「目録」「ご案内葉書」ができました。42ページです。目録は会期中無料配布いたします
 「大聖寺伊万里展」はようやく形が見えてきました。古伊万里をお好きな方、大聖寺をお好きな方、またジャンルにこだわらない方、きっと参考になると思います。
 駐車場はありません。近くにはスーパーの有料駐車場があります。よろしくご了解ください。
 交通は阪急京都線長岡天神駅北へ徒歩6〜7分位です。
 目録は、今週からの「京都大アンテイークフエア」の当店のブースで見本をお見せできます。配布は11月1日からです。目録をご希望の方は、ご面倒ですが切手120円分を同封の上、ご請求ください。上段は目録で、その下は葉書です。住所は当店のホームページで。
 ご案内葉書は「京都大アンテイークフエア」の当店にて、配布いたします。
         
( 目録 )画像をクリックすると大きな画面が出てきます
( 葉書 画像をクリックすると大きな画面が出てきます
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